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油溶性の汚れとはどんな汚れ?落とし方は?詳しく解説

2020年4月7日

油溶性ってどんな汚れなのか。
文字通り油っこい汚れなのだろうか。

そんな疑問を持っていませんか。

この記事では、油溶性の汚れとは
どんな汚れなのかということについて
お話しします。

また、油溶性の汚れに適した
クリーニングについても
お話しします。

そのほか、水溶性の汚れについても
お話しして、油溶性の汚れとの
比較もしたいと思います。

時間がない場合は、
下の目次から気になる項目だけでも
読んでいただければと 思います。

油溶性の汚れとはどんな汚れか

まず結論から話しますが、
油溶性の汚れは文字通り
油に溶けやすい汚れのことを言います。

例を挙げると、ミートソースの
食べこぼし、口紅、皮脂などが
挙げられます。

どれも油分の多いものばかりですね。

ミートソースなど油分の多い
食べ物を服にこぼしてしまい、
汚してしまった経験は
誰しもあるものと思います。

そういった油分が多い
油溶性の汚れを落とすには
どんなクリーニングがいいのか
次に見ていきましょう。

油溶性の汚れを落とすのに適したクリーニング

油溶性の汚れを
落とすのに適しているのは
ドライクリーニングです。

ドライクリーニングとは、
パークロロエチレンや石油系溶剤などの
化学溶剤で衣服を洗浄する
クリーニング方法です。

例えば、あなたが営業の仕事を
していたとして取引先で
会食していたとしましょう。

そのときに、うっかり
油溶性の汚れが着ているスーツに
ついてしまった場合、
ドライクリーニングに出せば、
油溶性の汚れをきれいにとってもらえる
というわけです。

ドライクリーニングの特徴についてもう少し

ドライクリーニングは水を使わず
乾いた状態で衣服を洗う方法です。

ですので、スーツなど水で洗うと
型崩れを起こす恐れのあるものも
洗うことができます。

ドライクリーニングは多くの
クリーニング店で一般的に行われている
方法ですので、油溶性の汚れを
落としてもらいたいときに
手軽に利用できるクリーニング方法です。

なお、ドライクリーニング
についてはこちらの記事で
詳しく話しています。

ドライクリーニングとは?家での洗濯との違いは?特徴を解説

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こちらの記事も
参考にしてみてください。

どんな服でもドライクリーニングに出せる?

油溶性の汚れがついたら、
ドライクリーニングで落とせるのは
これまで話してきた通りです。

しかし、油溶性の汚れがついた
服ならどんな服でもクリーニング店に
頼めるのでしょうか。

そうではありません。

ドライクリーニングしてもらえる服と
してもらえない服があります。

それはどのように区別すればいいのか、
次に見ていきます。

ドライクリーニングに出せる服と出せない服

ドライクリーニングに出せる服と
出せない服を区別する方法
それは洗濯表示を見ることです。

洗濯表示は服の裏などに
ついていますが、そこにのっている
表示を見ればドライクリーニングに
出せるかどうか判断できます。

以下の表示があれば、
ドライクリーニングに出すことができます。

a. パークロロエチレン及び石油系溶剤によるドライクリーニングができる
b. パークロロエチレン及び石油系溶剤による弱いドライクリーニングができる
c. 石油系溶剤によるドライクリーニングができる
d. 石油系溶剤による弱いドライクリーニングができる
一方、以下の表示がある衣服はドライクリーニングに出すことができません。

e. ドライクリーニング禁止

ドライクリーニングの洗濯表示
に関してはこちらの記事で
詳しく解説しています。

洗濯表示の意味を理解すればドライクリーニングできるか判断できます

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こちらも併せて
読んでいただければと思います。

ドライクリーニングも万能ではない

油溶性の汚れを落とすには
ドライクリーニングが適している
ということはこれまで見てきた通りです。

しかし、ドライクリーニングも
万能ではありません。

ドライクリーニングでも
落としにくい汚れがあります。

それは水溶性の汚れです。

次に、水溶性の汚れについて
話をしたいと思います。

水溶性の汚れとは?油溶性の汚れとの違いなど

水溶性の汚れは文字通り
水に溶けやすい汚れのことです。

水溶性の汚れの例としては
汗、コーヒー、酒類、血液
などがあげられます。

油溶性の汚れと違い、
水に溶けやすい水溶性の汚れは
油分を落としやすい
ドライクリーニングでは
落としにくいです。

もちろん、ドライクリーニングでも
水溶性の汚れを落とせないわけでは
ありません。

ですが、衣服全体に汗がしみついた
場合など、水溶性の汚れが
広範囲にわたって
ついてしまった場合は、
ドライクリーニングで
全部落とし切るのは
難しくなります。

水溶性の汚れについては
こちらの記事で詳しく解説しています。

水溶性の汚れの特徴や適したクリーニング方法を詳しく解説

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是非、参考にしてみてください。

水溶性の汚れを落としやすいクリーニング方法は?

水溶性の汚れを落としやすい
クリーニング方法は
ウェットクリーニングです。

ウェットクリーニングとは、
文字通り水で洗う
クリーニング方法です。

水で洗うということで
家庭用洗濯機で洗うのと
変わらないような印象を
もたれるかもしれません。

しかし、ウェットクリーニングは
家庭で水洗いするのとは大きく異なる点があります。

それはプロがクリーニングを
行うという点です。

プロが水洗いするので、
通常家庭で洗えないものも
ウェットクリーニングに
出すことができます。

例えば、スーツなど水洗いすると
型崩れを起こしやすいものも
ウェットクリーニングに出せば
型崩れを防いで水洗いしてくれます。

ですので、ドライクリーニングでは
落としにくい水溶性の汚れも
ウェットクリーニングに出せば
きれいに洗い流してくれる
というわけです。

ウェットクリーニングに
関してはこちらの記事で
詳しく解説しています。

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ウェットクリーニングに出せる服と出せない服

いくらプロのクリーニングとは言え、
どんな種類の服もウェットクリーニング
できるわけではありません。

ウェットクリーニングに出せる服と
出せない服があります。

これも洗濯表示を見ることで
ウェットクリーニングできるか
できないか判断できます。

以下の表示がある服は
ウェットクリーニングに
出すことができます。

a. ウェットクリーニングできる
b. 弱い操作によるウェットクリーニングができる
c. 非常に弱い操作によるウェットクリーニングができる

一方、以下の表示があるものは
ウェットクリーニングに
出すことはできません。

d. ウェットクリーニング禁止

なお、ウェットクリーニングの
洗濯表示に関してはこちらの記事で
詳しく話しています。

洗濯表示を見てウェットクリーニングできるか確認してみよう

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こちらの記事も参考に
してみてください。

まとめ

それでは、これまでの内容を
まとめたいと思います。

  • 油溶性の汚れは油に溶けやすい
  • 油溶性の汚れの例は、ミートソース、口紅、皮脂など
  • 油溶性の汚れを落とすのに適しているのはドライクリーニング
  • ドライクリーニングは水溶性の汚れを落とすのが苦手
  • 水溶性の汚れならウェットクリーニングに出そう
  • ドライクリーニングの可否は洗濯表示を見て判断しよう
  • ウェットクリーニングの可否も洗濯表示で判断しよう

最後まで記事をお読みいただき
ありがとうございました。

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