
ゲリラ豪雨でルイヴィトンのバッグが濡れてしまったあなたへ。
大切に使っていたヌメ革に黒っぽい水シミができてしまい、ショックを受けているのではないでしょうか?
「もうこのバッグは使えないのかな…」「自分でどうにかできる方法はない?」
そんな風に、大切なバッグを諦めかけていませんか?
大丈夫です。そのバッグを諦めるのはまだ早いかもしれません。
この記事では、ルイヴィトンのバッグが濡れてしまったときにまずやるべき応急処置から、どうしても消えないシミへの根本的な解決策まで、プロの視点から詳しく解説します。
正しい知識を知って、もう一度あなたのルイヴィトンを輝かせましょう。
ヌメ革に水シミができてしまったら、まずは焦らず、これ以上被害を広げないための応急処置が大切です。
ヌメ革についた水シミ、応急処置の鉄則
すぐにできる、3つのポイントを覚えておきましょう。
鉄則1:すぐに乾いた布で優しく拭き取る
水滴がついているのを見つけたら、まずは清潔な乾いた布で水分を拭き取ります。強くこするとシミが広がるだけでなく、革の表面を傷つけてしまうので、ポンポンと叩くようにして優しく水分を吸い取ることが重要です。
鉄則2:直射日光を避けて陰干し
水分を拭き取った後は、風通しの良い日陰で自然乾燥させます。ドライヤーの熱や直射日光は、革の繊維を急激に収縮させ、変形やひび割れ、色抜けの原因になります。絶対に避けましょう。
💡【あわせて読みたい】ヌメ革ケアでルイヴィトンを美しく育てる方法【磨き方も解説】
鉄則3:【絶対にNG】自己流の裏技は使わない
「洗剤で拭けば消える?」「消しゴムでこすってみようかな…」
そう考えるかもしれませんが、それは絶対にやめてください。インターネットなどで見かける自己流の裏技は、シミをさらに広げたり、革の本来の油分を奪って状態を悪化させてしまうリスクがあります。大切なルイヴィトンを台無しにしないためにも、プロではない素人が手を加えるのは危険です。
まずはこの応急処置を試してみてください。その上で、もしシミが消えない場合は、次のステップに進みましょう。
💡【あわせて読みたい】もう諦めない!【ルイヴィトン 汚れの取り方】素材・場所別の対処法と予防策
ヌメ革のシミはなぜ消えない?知っておくべきプロの視点

応急処置を試しても、「やっぱり水シミが消えない…」と不安になっているかもしれません。残念ながら、一度ヌメ革についてしまった水シミを完全に消すのは非常に難しいのが現実です。
これは、ヌメ革の持つ特性に原因があります。
水シミができるメカニズム
ヌメ革は、表面をコーティングする加工がほとんど施されていない、革本来の風合いを楽しむ素材です。そのため、水滴がつくと水分が繊維の奥深くまで染み込んでしまいます。
水分が蒸発する際、革の中に含まれる油分や、鞣し(なめし)に使われたタンニンという成分が一緒に移動し、その跡がシミとして残ってしまいます。これは、いくら表面を拭いても消えない、根深いシミなのです。
ある高級ブランド専門の修理店でも、この特性については言及しています。
「ヌメ革は水に弱い性質を持つので濡らしてしまわないように最新の注意を払いクリーニングしていきます」
このように、プロの視点から見ても、水濡れしたヌメ革のクリーニングには細心の注意が必要であり、完全に元の状態に戻すのは困難であることが分かります。
安易に「クリーニングで大丈夫」と過度な期待を抱かせるのではなく、この厳しい現実を知ることが、大切なバッグを本当に救うための第一歩なのです。
もしヌメ革以外のシミでお困りでしたら、こちらの記事も参考にしてください。
→ ルイヴィトンバッグの「シミ」諦めないで!原因を見極め素材別に徹底染み抜き&予防策まで
【根本解決】諦める前にプロに相談!「ヌメ革交換」という選択肢
大切なバッグに付いた水シミを前に、もう諦めるしかないと思っているかもしれません。しかし、自己流の応急処置やクリーニングで解決しない場合は、「ヌメ革交換」という最終手段を検討する価値があります。
ヌメ革交換は、シミやひび割れ、破れなど、劣化したヌメ革をすべて新しいものに交換する修理方法です。
この記事の冒頭でご紹介した、ある高級ブランド専門の修理店では、ファスナーの引手部分がちぎれてしまったルイヴィトン スピーディのヌメ革交換を行なった実績があります。
これは水シミを消す事例ではありませんが、見た目だけでなく機能的な破損も根本から解決できることを示しています。
ヌメ革交換の3つの大きなメリット
- 見た目が一新される: 新品同様の美しいヌメ革に交換されるため、まるで買ったばかりの頃のような輝きを取り戻せます。
- 根本的な解決: 一度ついてしまったシミや、ひび割れ、破れといったトラブルを、根本的に解決できます。
- 長く安心して愛用できる: 劣化した部分が新しくなることで、バッグを再びストレスなく、長く使うことができるようになります。
大切なバッグを「もう使えない」と諦めてしまう前に、専門家による「ヌメ革交換」という選択肢を考えてみてください。
💡【あわせて読みたい】ルイヴィトン クリーニングの料金と効果を徹底解説|プロの技術でバッグを蘇らせる
ルイヴィトンの修理はプロにお任せ!「REPAIR-SHOP HIRAISHIYA」が選ばれる理由
自己流の応急処置やクリーニングだけでは解決できない水シミや、今回ご相談いただいたようなヌメ革の破損。そんな時に頼りになるのが、高級ブランド専門の修理店です。
中でも、今回ご紹介する「REPAIR-SHOP HIRAISHIYA(リペアショップ ひらいしや)」は、創業75年の老舗として、大切なルイヴィトンを修理してきた実績を豊富に持っています。
先ほどお伝えした、ヌメ革がちぎれてしまったスピーディの修理も、このリペアショップひらいしやが行ったものです。

アフター: REPAIR-SHOP HIRAISHIYAによるヌメ革交換修理後。まるで新品のような輝きを取り戻しました。
ヌメ革交換によって、ちぎれた引手が新しくなり、バッグ全体の印象も蘇ったことがわかりますね。
このお店が選ばれるのは、単に修理をするだけでなく、ルイヴィトンの素材特性を深く理解しているからです。
「ヌメ革は水に弱い性質を持つので濡らしてしまわないように最新の注意を払いクリーニングしていきます」
このように、ヌメ革の扱いに精通しているからこそ、繊細な素材も安心して任せられます。また、正規店で断られた修理も受け付けてくれる場合があるため、困ったときの心強い味方となってくれます。
もう諦めかけていたそのバッグも、プロの技術でまた使えるようになるかもしれません。まずは一度、気軽に相談してみることをおすすめします。
【意外と知らない】ルイヴィトンの「トアル地」のメンテナンス法

ヌメ革の水シミにショックを受けたあなたは、「モノグラムやダミエなら大丈夫」と思っていませんか?実は、ルイヴィトンの象徴的なこの柄に使われている素材も、長く使うためにはお手入れが重要になります。
トアル地って何?
モノグラムやダミエのバッグは、見た目から革だと思われがちですが、実は「トアル地」と呼ばれる丈夫な綿素材にPVC(ポリ塩化ビニル)コーティングを施したものです。
これは防水性や耐久性に優れており、水濡れに弱いヌメ革とは特性が異なります。しかし、ひび割れや剥がれといった経年劣化は避けられません。特に、負荷がかかる部分は素材が収縮してひび割れてしまうことがあります。
トアル地も「保湿」がカギ
そこで、ある高級ブランド修理店であるREPAIR-SHOP HIRAISHIYAも推奨しているのが「保湿」です。
乾燥が進むと、トアル地はひび割れやすくなります。これを防ぐためには、定期的に専用の保湿剤を使ってケアすることが効果的です。
日頃からできる簡単なお手入れ
- 乾拭き: 使用後には、柔らかい布でバッグ全体を優しく乾拭きしましょう。これだけで、ホコリや小さな汚れを防げます。
- 保湿ケア: 数ヶ月に一度、トアル地にも使える専用の保湿クリームを少量使い、全体に薄く伸ばしてなじませます。
日々のちょっとした心がけで、大切なルイヴィトンをより長く、美しく保つことができます。
まとめ:あなたのルイヴィトンを諦めないで
大切なルイヴィトンのヌメ革にできた水シミは、とてもショックな出来事です。しかし、今日この記事で学んだように、正しい知識を持っていれば、必要以上に慌てることはありません。
まずは応急処置を試し、その上でシミが消えない場合は、一人で悩まずにプロの力を頼ってみてください。
今回ご紹介した「REPAIR-SHOP HIRAISHIYA」のような専門修理店は、あなたの大切なバッグを熟知しています。自己流のメンテナンスでかえって状態を悪くしてしまう前に、専門家へ相談することが、バッグをまた蘇らせるための最も確実な方法です。
もう一度、あなたのルイヴィトンを輝かせて、いつまでも愛用していきましょう。