着物のクリーニング料金を11社比較してまとめました！

日本の伝統文化を代表する着物。

その着物にも種類によってグレードが変わる（格が上がるまたは下がる）ということは着物のクリーニング料金を調べているあなたもよくご存じでしょう。

そしてグレードが高ければ高いほど、クリーニング代も上がるのではないかと思ったそこのあなた、鋭いですね。

あなたが考えた通り、グレードの高い着物ほど料金が高くなります。

浴衣、小紋、附下＝色無地（紋なし）、訪問着＝色無地（紋あり）振袖（未婚女性）、留袖（既婚女性）の順に着物の格が上がっていくのはあなたもよくご存じでしょう。

着物のクリーニング料金もこの順番に上がっていきます。

当記事では、着物の種類ごとのクリーニング料金についてまとめました。

日本全国各地にある11店舗の着物のクリーニング料をピックアップしました。

着物のグレードごとに着物のクリーニング料金の目安がわかるような記事内容となっております。

是非、参考にしてみてください。

留袖の料金比較

既婚女性が着る着物の中では最上位に位置する留袖。

結婚式で新郎新婦のお母さんなどが黒い留袖を着ているのをあなたも見たことがあるでしょう。

そんな留袖ですが、クリーニング料金をまとめると以下のようになります。

注1）留袖比翼地の料金です

注2）黒留袖、色留袖共通価格

注3）比翼付きの料金です

注4）比翼付きの料金です

注5）比翼仕立ての料金です

注6）比翼付きの料金です。また、汗抜きの有無で料金が変わります

既婚女性最高位に位置する着物だけにクリーニング料金もそれなりにしますね。

7,000円～15,000円が留袖のクリーニング料金のだいたいの目安でしょうか。

店によってまた地域によって料金に差があるのが見て取れますね。

安いに越したことはないでしょうが、高いからと言ってそれが必ずしも悪いとは限りません。

大事にしている着物を熟練の技術者が丁寧に仕上げてくれるといったこともあるでしょう。

どのお店が自分にとってベストなのかよく考えて決めたいですね。

振袖の料金比較

未婚女性が着る最上位の着物。それが振袖です。

未婚女性がフォーマルな場面で着る着物とされています。

成人式などの他、新婦が結婚式で着てもいいそうです。

振袖を着るのは、主に10代20代の若い女性ということになるでしょうか。

ただ、着物の指導をしているあるYoutuberさんが「30代の独身女性が振袖を着てもいいと思う」とおっしゃっていました。

私もそう思います。

今の時代、30代もまだまだ若いですし、振袖をきれいに着こなせると思いますよ。

若い独身女性には、独身のうちに振袖の着こなしを楽しんでいただきたいものです。

さて、そんな振袖のクリーニング料金を以下にまとめてみました。

※汗抜きの有無で料金が変わります

留袖より少し安めの料金になっている感じがします。

ですが、独身女性最上位の着物というだけあってクリーニング料金は高い部類に入るのではないでしょうか。

振袖のクリーニング料金の目安としては7,000円～13,000円といったところでしょうか。

訪問着の料金比較

留袖・振袖の次に格が高いのが訪問着です。

結婚式に呼ばれたときや、子供の入学式・卒業式また何かの授賞式などのセレモニーで着られるそうです。

また、訪問着には袋帯を合わせるのが基本だそうです。

カジュアルな名古屋帯を使わない当たり、訪問着はフォーマルな場で着る着物であるという印象を受けます。

訪問着はフォーマルな着物ですが、留袖や振袖よりは格下です。

例えば、結婚式では新婦が主役で招待された側は主役ではありません。

新婦が振袖を着ている中で招待された友人が振袖を着るわけにはいかないですよね。

主役でない友人は主役である新婦を立てる必要があります。

主役の新婦に花を持たせて自分が一歩下がって切るときの着物が訪問着ということなのです。

ちなみに、この内容はYoutuberさんから学びました。

一応、引用元を貼っておきましょうか。

いや～今の時代、Youtubeは勉強になりますね。

それはさておき、訪問着の料金についてみていきましょう。

※汗抜きの有無により料金が変わります

留袖や振袖よりも割安な印象を受けますね。

6,000円～12,000円が訪問着のクリーニング料金の目安といったところでしょうか。

留袖や振袖より安めとはいえ、フォーマルな着物ですから料金もそれなりにします。

大事な訪問着はちゃんとしたところでクリーニングしてもらいたいですね。

色無地の料金比較

訪問着の下の位に位置する着物が色無地です。

色無地は紋のあるなしで格が変わり、紋がある色無地のほうが格が上だそうです。

また、紋がない色無地について、どんな帯を締めるかで格が大きく変わるそうです。

ただ、紋がない色無地の中で格が変わるだけです。

紋なしの色無地に豪華な帯を締めたとしても訪問着と格が同じになることはないので、そこは注意が必要なようです。

紋なしの色無地に名古屋帯を締めれば、カジュアルな感じになります。

紋なしの色無地に豪華な袋帯を締めれば、パーティーなどにも使えるそうです。

一方、紋ありの色無地の格は訪問着と同等なので、袋帯を締めるそうです。

紋の有り無しや帯の種類によって様々なコーディネートが可能な色無地ですが、クリーニング料金はどうなっているのでしょうか。

※汗抜きの有無で料金が変わります

訪問着と同じくらいか少し安い感じですね。

クリーニング料金の目安は6,000～11,000円くらいのようです。

附下の料金比較

色無地の下の位にある着物が附下です。

附下も帯の種類によって使い分けができるそうです。

附下に豪華な袋帯を締めれば、子供の入学式や卒業式などのセレモニーに着て行けるそうです。

附下に名古屋帯を締めたら、普段の気軽なお食事会や観劇などに着て行けるそうです。

帯の種類によって格が上下したり用途を使い分けできる附下ですが、料金の目安はどうなっているのでしょうか。

※汗抜きの有無で料金が変わります

色無地と大体同じかちょっとだけ高いくらいの価格帯のようですね。

色無地の料金は6,000円～12,000円が目安のようです。

小紋の料金比較

全体に模様が入った着物、それが小紋です。

小紋の位は附下より下、浴衣よりも上です。

下から2番目の位のようですね。

顧問は着物の中でも格が下の方なので、フォーマルな場には向いていません。

あくまでカジュアル向きです。

帯も基本的に名古屋帯を締めるそうです。

そんな格が低めな小紋の料金についてみていきましょう。

※汗抜きの有無によって料金が変わります

格が低めということもあり、今まで見てきた着物の中ではクリーニング料金が一番安い部類に入りますね。

小紋のクリーニング料金の目安は5,000～11,000円のようです。

なお、着物の中で一番格下の浴衣についてはまた機会を改めてお話ししたいと思います。

本日は、小紋から留袖までの着物の料金の目安についてお話ししましたが、いかがでしたでしょうか？

この記事があなたにとってお役に立てれば幸いです。

当記事をご覧いただきありがとうございました。