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ウェットクリーニング禁止の表示が読めない方はご注意を

2020年4月6日

ウェットクリーニングに出したい
服があるが、ウェットクリーニング
できるかどうかわからない。

洗濯表示のマーク読めないため、
ウェットクリーニング禁止かどうか
わからない。

そういった悩みはありませんか。

洗濯表示のマークは
学校で習うわけではないので
自分で調べないと意味が分からないので
面倒ですよね。 (私の記憶では学校の家庭科などの
授業で洗濯マークを習った覚えは
ないのですが、もし私が単に
忘れていただけだったり、
実際には学校の教育課程に含まれていたら
ごめんなさい)

今回の記事では、洗濯表示が分からず
クリーニングに出したい服が
ウェットクリーニング禁止かどうか
確認したいあなたのために書きました。

この記事を読み終えるころには
あなたがクリーニングに出すか検討中の服が
ウェットクリーニング禁止かどうか
理解できるようになるでしょう。

ウェットクリーニング禁止の洗濯表示マークについて

いきなり結論ですが、
あなたがクリーニングに
出そうとしている服に
以下の表示があれば、
ウェットクリーニングに出すことは
できません

この表示はウェットクリーニング禁止の
意味なので、この表示があったら
ウェットクリーニングには
出さないでください

逆にウェットクリーニング禁止ではないマークは?

今後は逆にウェットクリーニング禁止ではない
洗濯マークについて見てみましょう。

以下の洗濯マークがあれば、
ウェットクリーニングは禁止
ではありません。

a. ウェットクリーニングできる

b. 弱い操作によるウェットクリーニングができる

c. 非常に弱い操作によるウェットクリーニングができる

強いか弱いかの違いはありますが、
上3つの洗濯マークはいずれも
ウェットクリーニングができる
という意味になります

ウェットクリーニングの
洗濯表示マークについては
こちらの記事で詳しく解説しています。

洗濯表示を見てウェットクリーニングできるか確認してみよう

洗濯表示を見てウェットクリーニングができるかどうか調べたい。 どの洗濯表示がウェットクリーニングできるという意味なのかそしてどの洗濯表示がウェットクリーニングできないという意味なのかわからない。 そう ...

こちらの記事も合せて読んでいただければ
ウェットクリーニング禁止の
洗濯表示マークとそうでない洗濯表示マーク
に関して理解が深まると思います。

一応、ドライクリーニングの洗濯表示についても

一応、ドライクリーニングの洗濯表示マーク
についても確認しておきたいと思います。

a. パークロロエチレン及び石油系溶剤による
 ドライクリーニングができる

b. パークロロエチレン及び石油系溶剤による
 弱いドライクリーニングができる

c. 石油系溶剤によるドライクリーニングができる

d. 石油系溶剤による弱いドライクリーニングができる

e. ドライクリーニング禁止

ドライクリーニングの洗濯表示マーク
に関してはこちらの記事で詳しく
解説しています。

洗濯表示の意味を理解すればドライクリーニングできるか判断できます

あなたはこんなことで悩んでいませんか。 スーツなどを家で洗えないものを クリーニングに出したい。 スーツはドライクリーニングで 洗えるようだけど、自分が持っている スーツがドライクリーニングで 洗える ...

是非、こちらの記事も読んでいただいて
ドライクリーニングの洗濯表示マーク
についても理解を深めてみてください。

ウェットクリーニングとドライクリーニングの違いについて

この記事のメインテーマは
ウェットクリーニング禁止の洗濯表示マーク
についてですが、

「この洗濯表示マークが
 ウェットクリーニング禁止の意味です。
おわり」

では、あまりに味気ないので
ドライクリーニングとの比較も
踏まえてウェットクリーニングについて
もう少しお話したいと思います。

ウェットクリーニング及び
ドライクリーニングの洗濯表示については
先ほど見てきた通りです。

ここからはウェットクリーニングと
ドライクリーニングの特徴について
みていきましょう。

ウェットクリーニングの特徴について

ウェットクリーニングとは
その名の通り水で衣服を
洗浄する方法です。

ただ水で洗うだけだと、
家庭用の洗濯機で洗うのと
変わりません。

では、ウェットクリーニングと
家庭での水洗いは何が違うのでしょうか。

ウェットクリーニングは
スーツなど通常家庭では水洗いできないものも
洗うことができます

ウェットクリーニングは
スーツなど水洗いすると型崩れしやすい
ものもなるべくダメージを減らして
水洗いする技術の高い洗浄方法なのです。

そのため、ドライクリーニングでは落ちにくい
水溶性の汚れもウェットクリーニングによって
落とすことができます。

以下にウェットクリーニングの特徴について
まとめてみます。

  • 水溶性の汚れを落としやすい
  • スーツなど水洗いで型崩れしやすいものも洗える
  • 化学溶剤を使わないので風合いが変わりにくい
  • 技術力が必要とされるので店により差が出やすい
  • ドライクリーニングより割高になる(だいたいドライクリーニングの1,000円増しくらい)

ドライクリーニングの特徴について

ドライクリーニングは
パークロロエチレンや石油系溶剤などの
化学溶剤で衣服を洗浄する方法です。

このドライクリーニングには
以下のような特徴があります。

  • 油溶性の汚れを落としやすい
  • 水を使わず乾いた状態で洗うので型崩れが起きにくい
  • 水溶性の汚れを落としにくい

水溶性と油溶性の汚れについて

水溶性の汚れとは水に溶けやすい汚れ
のことを言います。

例えば、コーヒー、汗、アルコール類、
血液などが挙げられます。

こういった水に溶けやすい汚れは
ウェットクリーニングで落としやすいです。

一方、油溶性の汚れとは
油に溶けやすい汚れのことを言います。

例えば、ミートソース、皮脂、口紅など
油分の多い汚れです。

このような油に溶けやすい汚れは
石油系溶剤など化学溶剤を使う
ドライクリーニングで落としやすいです。

ウェットクリーニングとドライクリーニングの使い分け

ウェットクリーニングとドライクリーニング
について見てきました。
ここからはそれぞれの使い分けについて
考えてみましょう。

先ほども見てきたように、
ウェットクリーニングは
水溶性の汚れを落とすのが
得意な洗浄方法です。

ドライクリーニングでも
水溶性の汚れがまったく落ちないわけでは
ありません。

ですが、夏場に汗をかき
スーツなどに広い範囲にわたって
汗がしみつくと汚れを落とすのが
難しくなります。

そんな時に活躍するのが
ウェットクリーニングです。

ウェットクリーニングは水溶性の
汚れを落とすのが得意な
洗浄方法なので、スーツにしみついた
汗をさらっと流してくれます。

ドライクリーニングよりも割高になる
というデメリットはありますが、
ウェットクリーニングは
汗じみなど夏特有の汚れを落とすのに
適しています。

ですので、夏の時期に汗がしみついて
困ったときはウェットクリーニングを
利用するのがいいかと思います。

一方でドライクリーニングに関しては、
油溶性の汚れを落とすのが得意な
方法なので、ミートソースなど
油っぽいものの食べ残しが
気になる場合などに適しています。

ですので、ウェットクリーニングと
ドライクリーニングは汚れの種類によって
使い分けるといいでしょう。

まとめ

では、今回の記事をまとめます。

  • ウェットクリーニング禁止の洗濯表示マークはWに×がついたもの
  • ウェットクリーニングの洗濯表示マークは強弱の区別がある
  • ドライクリーニングの洗濯表示マークも禁止と強弱の区別がある
  • ウェットクリーニングは水溶性の汚れを落とすのが得意
  • ウェットクリーニングは油溶性の汚れを落とすのが不得意
  • ウェットクリーニングは技術力の高さから割高になる
  • ドライクリーニングは油溶性の汚れを落とすのが得意
  • ドライクリーニングは水溶性の汚れを落とすのが苦手
  • ウェットクリーニングとドライクリーニングは汚れの種類によって使い分けよう

今回の内容は以上となります。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

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